naoko19777’s diary

2017年7月、四十路突入。

手織り

買ったときに入っていたダンボール箱にきれいに仕舞って押し入れに突っ込まれていた卓上手織り機を引っ張り出してきた。もう当分見ることないだろう、と思っていたけど再会は意外と早かったな。日除けのストールを織りたくなったのだ。

 

ハンドメイドで何かを作る時、作品のイメージがどの程度あるかは、製作時間に大きく影響すると思う。私はほとんど曖昧なまま作り始めるので、なかなか終わらないし、進んでもその先のアイデアが浮かばなくて行き詰まってしまったりする。

 

が、今回はどういうわけか、スイスイ進んだ。縦糸をどれにするか、横糸をどれにするか、どういうデザインにするか、工程を進めるごとに次々アイデアが降ってきて、あっという間に出来上がった。具体的には、夜に手織り機を引っ張り出してきて縦糸を張り、翌日横糸を織り込んで、昼頃出来上がった。イメージが有るとこんなにもスイスイ進むものなんだなあと感じ入ったくらい。

 

とは言えやはり、編み物とか手織りとか、ひたすらに同じ作業を続けなくてはいけない系手芸は、その時間をいかに飽きずに作業を進めるかってことにかかっている。今回はここでAmazonのプライムミュージックの威力が発揮された。

 

この音楽選びも意外と重要で、思わず音楽に聞き入ってしまったり作業の手を止めて踊りだしてしまったりするようなものはそぐわない。それよりも静かにBGMとして流れてくれるもののほうがいい。プライムミュージックは雰囲気で選べるジャズやヒーリング音楽のプレイリストがあって、早朝はそれを流し、昼に近づいてくるとポップスのプレイリストをかけてみたりして、そうしているうちにあっという間に織り上がってしまったのだった。

 

 

日除けストールを織っている時、ひとつ、会心の思いつきを得た。

うちには人からもらって困っている綿糸コーンが山のようにあって、それを縦糸にしてストールを織りたいんだけど、縦糸を張るときにどうしても絡まってしまってうまくいかない。でももしかして、縦糸の幅をすごく広げてくっつきにくくしてみればいいのでは??と思いついたのだ!

 

私が持っているクロバーの卓上手織り機は、縦糸を通す「そうこう」という道具に溝があって、順番に通していくと上と下に分かれるようになっている(説明むずかしい)ので、1つ飛ばして通すと上ばかりになってしまう。でも2つ飛ばすと上と下に分かれる。

 

そこでストールが織り上がってからさっそく試してみた。こわいのでとりあえずは短めに縦糸を張った。思惑通りうまく張れた!さあ、あとは横糸を織るだけ!

 

が、これがうまくいかなかった。。むずかしいな。

縦糸がやわらかい上に間隔が広いので、横糸を織っても織っても進まないのだ。これはいかんな、、ということで、縦糸と同じ程度の間隔で織ってみているのだけど、ちょっと目が粗すぎて、何に使うねん。。て感じになっている。しかも織り機から外したらぐちゃぐちゃになるかも。。つまり、これはナシってことだな。やはりこの糸を縦糸に使うのは無理があるのかなあ?

 

手織りは楽しい。楽しいけれどもストールとかランチョンマット、コースターなど、そのまま使うものでなければ、仕立てないといけないのでめんどくさい。それにそうそうストールもランチョンマットもいらない。しかも、手織り機は卓上用で小さいといえば小さいのだけど、それはあの机みたいな大きさのに比べると小さいということであって、やはり場所を取る。手織り機自体が、平面で55cm角程度の大きさがある。織っているときはコンパクトでいいんだけど、片付けるときもそのくらいの大きさが必要なので、ちょっと困る。

 

それは、編み物に軍配が上がる。片付けもコンパクト。一つの作品を編みながら別の作品を編んだりできるし。手織りは張った縦糸をいったん横によけて別の作品を、、なんてこと、できないわけじゃないと思うけどきっと後悔するのでやってみる気にもなれない。

 

手織りと編み物のいちばんの違いは、やはり風合い。手織りは縦糸と横糸の交差で成り立っているのでシャッキリしている。編み物はふわふわもこもこ。だからやっぱり夏用のストールなんかは手織りのほうが合っている。夏用の編み物は、アンダリヤとか麻ひもでバッグや帽子とかがやっぱり合っているイメージ。

 

せっかく手織り機だしてきたし、糸もくさるほどあるし(くさらないので捨てられず困っている。。)、ちょっと本でも探してこの夏は手織りにいそしんでみようかな。