naoko19777’s diary

2017年7月、四十路突入。

ストリーミングサービスのこと

ストリーミングサービスって、AppleMusicとかSpotifyとかいろいろありますが。

iTunesがすっかり浸透しているので、ストアの状況もだいたいわかるし、だいたいどんな曲なら聴けるんじゃないかって予想できるって意味で、私はAppleMusicを使っています。洋楽好きな人ならSpotifyがいいのかもしれないけど。邦楽に寄ったサービスを求めるほど邦楽にこだわっているわけじゃないし、日本人的にバランスよく曲数豊富なのはAppleMusicなんじゃないのかな、というイメージ。

 

5月にレコードプレーヤーを買った。その前まではCDはだんだん買わなくなってて、iTunesStoreで済ましてたんだけど、そのあたりからまた感覚が変わってきた。

 

配信で買ってたときは、とにかく聴ければそれでいいって感じ。所有欲みたいなものはほぼなし。特にいろんな曲が聴きたいってわけでもなかったからまだストリーミングサービスには登録してなかったし、たまに欲しい分にはストリーミングサービスに登録するよりもアルバム単位で買ったほうが安くついてた。

 

でもレコードを買うようになって、作品への所有欲とか愛着みたいなものがまた蘇ってきた。なんか。それをたしかに私は持っている、というような。

 

その後聴いてみたい曲が増えてきたのでAppleMusicに登録して、でもまあさほどあれこれ聴いたりはしていない。こっちの器が追っつかないんだよね。そんなに受け止めきれない。

 

その中でも特に何回も聴くアルバムは、AppleMusicで聴いてるだけでは物足りない、と思うようになった。クレジットを読んでみたい(読んだところでわからんこともたくさんあるけど)というのが8割なんだけど、その作品を持っているっていうことで満たされる感じがある。

 

月額1000円程度で何でも聴けるのはすごいことだと思うけど、存分に使いこなせる人ってそんなに多くないんじゃないのかなあ。

 

今朝ちょうど日経ビジネスで、こんなのを見つけた。

business.nikkeibp.co.jp

音楽も今、ものすごく選択肢がいっぱいある。プロを目指している真っ最中の人だってとてもクオリティーが高くて、あとはバズを待つだけ、みたいな人たちがいっぱいいる。もちろんプロとして活動している人たちだけでもすごくたくさんいろんなタイプの音楽があって、その中から自分にぴったりくる音楽を見つけ出すなんてそれこそ海辺でなくしたピアスを見つけることより難しい(渡辺美里)かもしれない。

 

となるとたまたま出会った音楽を聴くことになるわけだけど、たまたま出会う数が多すぎるとこれもキャパオーバーになって、ちょっと一旦落ち着こうかってな具合にシャットダウンしたくなったりする。

 

こういうのって私だけじゃないはず。だからストリーミングサービスを十分に使い切っているって思える人は、相当音楽が好きで、どんなタイプのものでも聴けて、音楽の仕事をしてなくてもたまたま仕事にしてないだけで仕事にするだけの基礎力はある人なんじゃないかと思う。

 

それでも買うほどではないけど全部聴いてみたいっていうアルバムを聴くには、ストリーミングサービスはとても便利。なので私はもう完全に試聴用アイテムとして割り切っている。試聴に月額1000円、年間12000円かけるのは高いのか安いのかってとこっだけど、アルバムまるまる聴けるわけなので、2000円だとして6枚聴いたらもとが取れる、これはやっぱり安いと思う。

 

で、何枚か聴いたうち、何度も何度も聴くようなのは、音源なりCDなり買うっていうのがいいんじゃないかな。

 

以前にBandcampで特定のアルバムを何度も聴いてたら、とうとうあるとき英語で「そろそろお金払いませんか」っていう案内が出てきて苦笑したことがある。でもなるほどな、と思った。まったくだよ。そうだよね、と思った。

 

それよ。そうあるべきなんじゃないかな。そのやり方に、とても共感した。なので、ストリーミングで聴いて気に入ったら買う、というのが、リスナーとしていちばん心地よくいられる態度じゃないかな、と思っている。