naoko19777’s diary

2017年7月、四十路突入。

Elephant Gymのライブを初めて観た

ポストロックが好きであれこれ探っているときにElephant Gymのことを知った。YouTubeやサブスクで聴いたりするくらいだけど、いつか機会があればライブを観たいと思っていた。

toconomaは昨年、FLAKEでいろいろ買っていた時に知って、こちらはライブを観る機会はちょこちょこあったにもかかわらずタイミングが合わず、縁がないのかなあ、と思っていた。

その2バンドが梅田シャングリラでライブするというではないか!私の好きなシャングリラで!その上チケット代は3800円!いいんですか。安すぎませんか。海外バンドなのに。。さらに18歳未満はドリンク代のみで入場できるという。ものすごい企画。これに行かなかったらもう二度と私に縁が与えられることはないであろう。

 

f:id:naoko19777:20180409132928j:plain

(写真でかすぎますか。。)

 

まずはElephant Gymから。(以下、あまり略してる人いないみたいですがエレジムと書かせてください。)

ベースのティフちゃんが一人で登場し、ベートーベンの月光のようなしっとりしたピアノから始まったことにまず大感動。すでに目はウルウル。そしてそのピアノを聞きながらお兄さんのテルさんとドラムのトゥさんがスタンバイ。いよいよエレジムのライブスタート!

 

はっきり言ってリズム取りにくい!なぜこれで3人で息ぴったりに合わせられるんだ。。それだけですでにすごい。

ギター兄とベース妹が、本当に楽しそうに目を合わせながら演奏している。こんな微笑ましい兄妹を私はほかに知らない。

私にとって兄弟バンドの威力はそこにある。だいたい家族ってお互いに見下し合ってケンカばかりしていたり、でなければ壁を作って関心をもたなかったりするもんだ、それが世の中の大半の家族像だと思っていたのに、兄弟バンドはそのイメージを簡単に打ち破る。共に音を合わせて一つの音楽にするためには、ぜったいに心が重なってなければ聴く人の心を動かすレベルにはならない。相性いい友達同士、とかならまだわかるけれど、兄弟でそれが可能なんて。でもエレジムのこの兄妹は、その驚嘆をさらに上回っている感じがした。(書き方がいちいち大仰だな。)

 

いつも壁際を陣取りたいおばさんなので(40歳)、この日も左壁をゲット。場所的にちょうどドラムが丸見えだった。とくに右足をずっと見ていた。トゥさんの、シンバルを全力で止めに行く感じも好きだ。

 

でも何といってもやはりエレジムはティフちゃんなしでは成立しないな、と思った。MCも全部日本語で頑張ってくれて、本人は勉強中、ヘタでごめんと何度も言ってたけど十分通じていた。「ここ、ビール売ってますか。わたし、ビール飲みたい」どんだけ大物なんや…!そして飲みながらの演奏はさらに情感増すという。あの屈託のなさというか。

 

彼女を見ていて、日本人はやっぱり文化的になのか風習的になのかわからないけど、「遠慮」の美学が過剰だな、と思った。本当は言いたいことをちゃんと言ったほうがその人らしさが出るし、最初わかってもらえなくても、わかりあうためには通らないとダメな道なのに。私なんか遠慮の塊だ。それを人は卑屈という。そういうの、ほんとよくないな、と思った。

でも同時に、言いたいことを言える関係性を築くことが先なのかな、とも思う。彼女だから許されるという信用の確立。どっちにしろ、遠慮ばっかりでは何にも築けない。

 

ライブを観ながら何を考えてるんだって感じだけども、そういうことを考えずにはいられなかった。観ながら大いに泣いていた。魂に訴えかけるというか、そういうライブだった。本当にすごかった。

 

toconomaはNEWTOWNを買ってよく聴いていて、他の2枚はサブスクで聴いていた。とにかくオシャレでかっこいい。ライブもちょっと体をゆらゆらさせるくらいかなーと思っていたら、自分的に思いのほか盛り上がって暑かった!

今年のフジロックに出るらしい。そりゃ似合うよなー。

 

最後、みんなで写真を撮ったとき、そういうの苦手だけど逃げる場所もないし、ていうかこれ、入るかなあ?と思いながら一応端っこにいたら、もう本当にお見事!というしかないほど、私だけ見切れていた…!笑!写ってはいけないものは写らないようになっている。。写っても大丈夫な人間になれるようがんばりたい。。

 

昨日のことなのにもうエレジムのライブが観たい。

Elephant Gym 、ちょっと気になってるけど、、ていう人、次機会があったらぜったいに観るべきです。

 


大象體操ElephantGym _ 月落moonset【Official Music Video】

 

 

シャングリラが好きなのは、行き慣れている、とかキャパ的にちょうどよい、とかもあるけれど、ドアからドアの距離が短い。これが私にとっては重要なポイント。安心できる。だから好き。