naoko19777’s diary

2017年7月、四十路突入。

とうとうセルフカットを卒業した

2015年秋に最後に美容院に行って以来、ずっと自分で髪を切っていた。

 

理由はいくつか並べられるけれど、結局のところ、メンタルが追いつかなかった、というのが最大の理由であると思う。自信がどんどんなくなっていくとき、本当はせめて身なりを整えることで自信を回復するべきなんだけど、美容師さんの前に自分を晒す自信すらなくなると、美容院に行くのが苦痛になる。

 

そうするとだんだん自分でなんとかできないかな、と考えるようになり、自然と自分でなんとかできそうな情報とグッズが集まってくるのだった。

 

最後に美容院に行った時、モンチッチくらいなショートヘアにしてもらった。自分でそれぐらい短くして欲しいとお願いしたものの、そうは言っても似合っていなかったので少々ダメージを被った。それから少し伸ばしては耳の上にかかるくらいになってうっとうしくて自分で切るのを繰り返しているうちに、どんどん形が崩れていった。

 

今年に入って、人生を見直すきっかけがあった。このままではいけないな、やはり人間関係が大切だ、まずは身なりを整えよう、と思ったものの、このセルフカットのヘアスタイルでは、服を買いに行くのも恥ずかしかった。

 

最後に行った美容院には数回行ったけれど、その前に数年お世話になっていた美容院があった。母の知人の婿ということで行ってみたらとても気に入ったのでしばらくそこに通っていたのだけど、通ううちに私がものすごい愚痴を吐き出してその美容師さんを疲れさせていることに気付いてしまい、これはちょっと申し訳ないな、と思ったところからなんとなく避けるようになった。そして数回別の美容院に行った後、セルフカットを決断したのだった。

 

そういうわけなので、このセルフカットの髪を直してもらうようお願いしやすいのも、やはりその人しか考えられなかった。今ならまたうまく会話できるかも、しんどくさせないよう気をつけようと思いつつ、おそるおそる予約を取って、今日、数年ぶりにその人に切ってもらった。

 

ああ、やはりプロの仕事だ…!と思った。苦笑。髪型は本当に大切だよ。最初、私を見た時「思ったよりちゃんと切ってるやん」と言ってくれたけど、いざ切り始めるとガタガタだったようで、だいぶ短くなった。でもあのモンチッチとは全然違う。信頼できる美容師さんがいるという有り難さよ!

 

そして美容院に行くという行為自体が、私のように自信をどう保つかで自分と戦っている人には、社会とのかかわり合いのバロメーターになるな、と思った。美容師さんとの会話が苦痛と言う前に、そこでの会話を、雑談力を上げる練習の場にする、とか。今からヘアスタイルを整えてもらうわけだから、メイクやファッションをどうするか、とか。

 

ほとんどプライベートで話すことすらない生活なので、ひさびさにいろいろと他人と話をして気分的にもスッキリした。セルフカットをする気持ちはすごくわかるけれど、できれば美容院という素晴らしい場所を活用するほうが、本当は自分のためになるって気付いたほうがいい人はきっといっぱいいるのではないか。焦ることはないけれど。タイミングってものがあるからね。

 

そして社会復帰の第一歩としての美容院を選ぶなら、オーナー一人で切り盛りしているようなところがいいと思う。スタッフが何人もいるような大きなところだと、自信のない客から見ると、気後れしてしまうことが多い気がする。オーナー一人だと、他のお客さんも居ないし、1対1なので会話もしやすい。そういう美容院を探してみるといいと思う。

 

もう二度とセルフカットには戻らないぞ。でも逆に言えばこれもよい勉強の時間となった。人生に無駄なことはきっとない。何かに気付いたら好転させるべく行動する。それだけだ。