naoko19777’s diary

2017年7月、四十路突入。

Incarnations

先頃、とある中古レコード店に行った。レコードプレーヤーは買ったと言っても、それほど楽しみ方を知ってるわけでもなく、まして中古レコードに関心が強かったわけではない。一番の目的は店主に会うことだった。その人は邦楽ロックが好きな人ならたいてい知っているバンドのリーダーで、ここまで書いたら誰のことかまるわかりなくらいなんだけど、仮にAさんとしたい。

 

Aさんのバンド歴はもうかなり長いけれど、私が聴き始めたのは昨年のことで、年末あたりから急激に引かれ、ライブに行った。彼は本当にかっこいいのだ。ステージの上でもかっこいいけど、私は彼の生き方にすっかり感服していた。彼の店に行ってみたい。でもお店に行って何も買わないというのも気が引けるな。そこで考えたのが、彼にレコードを選んでもらうという最高の言い訳だった。信じられる?好きなアーティストに、自分のためにレコードを選んでもらえるなんて。でも素人が店主にオススメを訊くのは別に不思議なことじゃない。

 

そしてじっさいに店に赴いた。めちゃくちゃ緊張した。そしてさっそく必殺の言い訳を繰り出した。「サーフ系というかジャック・ジョンソンのような感じのレコード」を探してる、と言うと、少し考えたあと、これを出してきてくれた。

 

WITH ALL DUE RESPECT + 2

WITH ALL DUE RESPECT + 2

 

 

データがあるとのことでかけてもらってしばらくほかの商品を見ながら聴いていたけど、まさにお題通りのいい感じな音楽だった。これを断る理由が一つもない。買うことにした。

 

帰宅して、まずはジャケットに書いてある文字をそのまま検索。するとIncarnationsがユニット名であることがわかった。しかもどうやら企画モノというか、それぞれが際立った活躍をしているメンバーが集まったユニットらしい。となると、それぞれが普段はどういう音楽をしているのか気になる。

 

3人いるけれど、まずはBart Davenportさんをぐぐり、そこで満足してしまってBartさんばかり聴いていて、ほかの2人のことは置いてあった。

 

ついでに自分で「サーフ系」で探すと、まんまサーフミュージックのコンピアルバムがいくつも出ていた。その中のこれにIncarnationsが収録されていることもあり、AppleMusicでよく聴くようになった。

 

俺のサーフ・ミュージック

俺のサーフ・ミュージック

  • アーティスト: ヴァリアス・アーティスト
  • 出版社/メーカー: Rambling RECORDS
  • 発売日: 2014/04/25
  • メディア: MP3 ダウンロード
  • この商品を含むブログを見る
 

 1曲目からとてもいい。ここにあるアーティストを追っていけばいいな、と思いながらそれも放置していた。

 

それから半月ほど経過。そういえばIncarnationsのあとの2人はどんな音楽やってるのかなー、とぐぐってみると、なんかものすごく聞き覚えある曲。。おや、私はどこで彼の音楽を聴いてたかな、と思ったら、この「俺のサーフ・ミュージック」の1曲目こそが、Incarnationsのメンバー、Bing Ji Lingさんであった!!!なぜ気付かなかった。。


Bing Ji Ling, Sunshine Love (official video)

 

ところでBartさんのことをもっと知りたいなあ、とぐぐって見つけた英文の記事に、Kings of convenieceのErland Oyeがどうちゃらこうちゃらと書いてある。昨年、FLAKEでたくさん買い物していたときにKings of convenienceを知り、「サーフ系」というのも本当はジャック・ジョンソンよりこちらを想定したものだったので、ここで繋がっていることに一人勝手に熱くなってしまった。あとでよく読むと、ErlandさんがBartさんのことをすごく褒めている、ということらしかった。

 

そのBartさんは、次の作品はバンド名義で出すという。調べると、発売日が明日だった!!!

 

Blue Motel

Blue Motel

 

すでにAppleMusicでは登録されて1曲が配信済みになっている。さっそく追加しておいた。日本時間で何時から聴けるのだろう。。まあどのみち0時は寝ているけれども。

 

そしてYouTubeでは3曲公開されている。この公開されたばかりの、アルバムタイトルと同じ曲名のビデオの試聴回数があまりにも少ない。こんなことがあっていいのだろうか?ちょっと信じられない。


Bart & The Bedazzled - Blue Motel

 

すごくいいのに…!!!

 

日本で彼らのことを話題にしている人も、ネット上ではあまり見つけられない。Bartさんの前のソロ作品はFLAKEが日本盤を出したみたいだけど、今作は入荷も予定してないように見受けられる。。FLAKEで売るならFLAKEに買いに行くんだけどな。

 

もともとそんなにいろんな音楽に関心があるわけでもなく、広く浅く聴く、というよりは気に入ったものをしつこく聴くタイプなので、彼らに辿り着いたのはほとんど奇跡なんじゃないかと思えるほどなんだけど、それよりも奇跡のように感じるのは、あの日、あのレコード店にIncarnationsが置いてあって、それが2000円そこらで売ってあって、私のいい加減な問いかけに店主がこのレコードのことを思い起こしてくれ、私の手の中におさまったということだし、となると私がAさんに会いたいと思ったことも彼らの音楽に繋がっていたからこそなのでは、とか考えたくなってしまう。

 

明日、発売。まずはサブスク活用して、連休中にCD買いに行きたいな。売ってるかな。。タワレコに売ってるのかな。。車でかけたい。