naoko19777’s diary

2017年7月、四十路突入。

「すべてを捨てて生きる」

このところ「すべてを捨てて生きる」ことの重要性、みたいな言葉によく出会う。たぶん私は何かを捨てられていないのかもしれない。

 

断捨離やこんまりメソッドが流行った頃から断捨離は意識してるし、モノは結構捨てたほうだと思う。ただ、捨てたいのにどうしても捨てられないものがある。それは、趣味のもの。手芸道具や材料。とくに毛糸やある程度の大きさのある布地。まだ使えるものなので、すごく捨てにくい。

 

ただし最近言われているのは、モノのことではないのだと思う。モノは、その気になれば捨てられる。何度も捨ててきてるし、もったいないの気持ちを超えて捨てることは、別にやってやれないことはない。

 

たぶん、何かもっと観念的なものとか、価値観とか、そういうことなのではないかなと思う。プライドとか、考え過ぎの癖とか。

 

そういうものを捨てて生きるというのは、もうほとんど俗世を捨てて生きるのと同じくらい、精神的に厳しい生き方のような気もする。達観しないとできないこと。だから凡人が「すべてを捨てて生きる」なんてできないのも無理のないことなのでは。

 

でも逆に言うと、そういう余計な考え方とか価値観を捨てようと心がけること、それ自体が人生の目標であってもいいのかもしれない。

 

「今日の自分はわりかし余計なこと考えずにアレができたな。やるじゃないか、自分。」

 

みたいなことの積み重ねで、ある時、余計なことに振り回されていた人生から抜け出していることに気付けるのかもしれない。

 

苦しいのは、ただ単に、今の自分から遠い理想を今すぐ掴もうとしているから、というだけなのかもしれない。今の自分に届きそうな目標を確実にモノにする、それだけでいいのかもしれない。